クライアントインタビュー

責任感と柔軟性、依頼企業の業務への理解を期待

今回、インタビューにお応えいただいたのは、マチオリ株式会社代表取締役の佐々木文平さんです。マッキンゼーを経てマチオリ株式会社を設立、コンサルタントとして活躍されています。

クライアントインタビュー

今回、発注していただいた案件についてお聞かせください。

弊社が提供する企業研修プログラムの一つに、社会人向けのビジネス文章力の育成プログラムがあります。その問題の叩き台作成が今回発注した案件でした。すでに一通りの問題は出来ており、問題の「型」が存在しました。その上で、問題数を増やすために、新たな問題の素案が欲しいと考えていました。

そのため「既存の問題の型を理解し、それを応用して新しい問題の叩き台を表現してくれる国語力がある人」を求めていました。最終的に企業対象の研修で通用するまでクオリティを上げることは弊社の責任ですが、「叩き台」があると、断然短い時間で問題が作成できます。

また、もう1セット問題があれば良いと、仕事量が限定されている状況でした。そのような状況でしたので、クラウドソーシングでかつ能力の高い学生にお願いできるジョブユニは非常に魅力的でした。

ジョブユニを使ってみた感想は?

ジョブユニはクラウドソーシングのサービスですが、オンライン上でメッセージをやり取りするだけでなく、状況に応じて実際に学生と会うことができるというのは、仕事を進める上で有効でした。また学生の方がこちらの意を汲んで、粘り強く取り組んでくれたことも有難かったです。今回の仕事において、問題作成の過程で修正して欲しい点をいくつか指摘したのですが、投げ出さずに粘り強く対応してくれました。この姿勢というのはとても大切だと思います。

ジョブユニを使用するにあたって不安だったことは、募集した仕事の期日が迫っている中で募集に対して応募してくれる人がいるのかということでした。しかし、4人の学生がすぐに応募してくれたので非常に助かりました。

どのように仕事を進めましたか?

応募してくれた4人の学生にまず我々が作成した文章を校正する問題を実際にやってもらいました。そこで文章校正がうまくできるのか、真面目に取り組んでくれるのかを確認しました。どの学生も真面目に仕事をしてくれた中、成果が特に優れていた2人の学生に問題作成を依頼しました。

また初めの面会とインターネット通話による会議で擦り合わせができたことが、仕事がうまくいったことに繋がったと思います。初めの面会とオンライン上でのメッセージのやり取りに加えて、今回の仕事ではインターネット通話で定期的に連絡をとったのですが、それでもしっかりと意思疎通ができました。

学生に期待するところは?

学生に求めることは3つあり、1つ目と2つ目は絶対に必要なことで3つ目は要望です。1つ目は「期限内に最後までやり遂げること」です。基本的なことですが、これがないと仕事を依頼できません。途中で投げ出さないか、責任を持って期限を守ってくれるかが最も気になります。それが伝わってくる学生にはぜひ仕事を依頼したいと思います。2つ目は「指摘に対する柔軟さ」です。こちらの指摘に対して意見をくれるのはもちろん大歓迎なのですが、その指摘をしっかりと理解して修正してくれることが大切だと感じます。指摘があったときに柔軟に対応することをぜひ意識してほしいです。この姿勢があれば、ご自身のスキル向上にも繋がると思います。3つ目は「仕事を受けた企業が何をやっているかを理解しようと努める姿勢」です。依頼された仕事だけやればいいという姿勢でも問題ない場合もあるとは思うのですが、その企業がどんな事業をやっているのかに興味を示して、事業に対する意見や感想を遠慮せずに言って欲しいです。自社に関心を持っていることが伝わると非常に嬉しいですね。

(マチオリ株式会社・佐々木代表取締役へのインタビューを元に、ナインシグマ・ジャパン ジョブユニ担当スタッフ濱田が執筆)

佐々木文平さん

東京大学経済学部卒。大手経営コンサルティング会社のマッキンゼー・アンド・カンパニーに勤務。在籍期間中の半分は英語をベースにした国際プロジェクトに従事。2006 年にマチオリ株式会社を設立し、経験の見える化・活用を軸に人材育成・組織活性化に取り組む。研修を多数実施しているほか、長期間にわたる戦略プロジェクトにコンサルタントとして 従事。企業対象の他、地域ビジョン・戦略の策定にも携わっている。

マチオリ株式会社
企業活性化・地域活性化/地方活性化を目的とした、人財・組織開発、インテリジェント・プロダクション、コンサルティングなどの事業を展開。最近では、プレゼン/スピーチの反応を知るためのアプリ、リフレクトル(Reflectle)をリリース。

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